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工事成績評定 90点台が続出!               高得点の秘訣「工事成績ダントツ化ナビ」

更新日:4 日前



「工事成績ダントツ化ナビ」 の成果

 ・社内で、90点台が続出

 ・会社最低点83点、会社平均点87点

 ・優良工事表彰 8件(県5件、国交省3件)

 ・ナビ導入から、毎年、優良工事表彰






1.工事成績90点を超える秘訣

工事成績90点は、建設業の経営者や現場代理人の悲願です。工事成績90点を獲得することで、自社の施工品質が、圧倒的な高品質であることを内外に証明することが出来ます。それは容易なことではありませんが、全国では、毎年、相当数の建設業者が達成しておられますので、不可能な悲願ではありません。


実際に、当社の顧客企業では、90点台を毎年のように獲得されており、最近では、1つの会社が、単年度で 94点、94点、92点と、3 現場が90点台を獲得しておられます。


あなたは、「1企業が、単年度で、90点台を3現場獲得するなんてウソだろう」と思っているかもしれません。しかし、「工事成績ダントツ化ナビ」に取り組めば、次は、あなたの会社がそうなるのです。


しかし、優良工事表彰と同様に、毎年、同じ建設業者しか達成できていないことを考えると、90点を超えるためには、「施工計画書の作成」「現場施工」「試験・検査」のそれぞれに、秘訣(ノウハウ)があることがわかります。その秘訣(ノウハウ)を示したものが「工事成績ダントツ化ナビ」です。



工事成績ダントツ化ナビ



工事成績ダントツ化ナビは、工事成績評定表の各項目を解説したマニュアルをパソコンに

インストールしたものです。この事例は、工事看板の立て方を記しています。

  ①どの看板をどの位置に立てるか

  ②加点される看板と減点される看板

  ③看板の写真の撮り方

について、マニュアルが表示されます。使うのは次の場合です。

  ①施工計画書を作成するとき

  ②現場で看板を立てるとき

  ③新人に看板の立て方を指導するとき





2.工事成績90点を超える心構え

ある現場代理人は「感謝状」を得意技としていました。町内会長から「感謝状」をいただくようにしてから、92点を獲得出来るようになりました。このように「感謝状」を提出して点数が上がったという情報を聞きつけて、「よし、感謝状をもらえれば90点取れるんだな」と考える人がいますが、そんなことは絶対にありません。


この代理人さんは、感謝状だけで92点を獲得できたわけではありません。この代理人さんは、「感謝状」がなくとも87点を獲得していたのです。90点を超えるために、あと3点必要でした。その3点のために、「感謝状」をいただくことにしたのです。


87点を獲得する実力が無ければ、「感謝状」を頂けたとしても、90点には絶対になりません。87点を獲得するには、工事成績評定表に従い、現場の困難を解決する施工計画・変更計画を立案し、全ての項目を地道に、丁寧に施工するしか方法はありません。


ポイントは、どうすれば、「全ての項目を、地道に・丁寧に施工した」と監督職員に認めてもらえるか、どうかなのです。


たとえば、「コンクリート打設に関する準備物」の写真を撮っておられると思いますが、その中に予備のバイブレータが入っているでしょうか?


打設の途中で、バイブレータが故障すると、振動をかけないままでコンクリートが固まってしまいます。この場合、振動をかけたかどうか検査ではわかりません。


したがって、バイブレータが故障しても、予備のバイブレータで、「振動をかけることが出来ますよ」ということを示し、監督職員に信頼感・安心感を持ってもらえるようにすることが、「丁寧」ということです。


「何で、そこまでする必要があるのか」とお感じになる方もあると思います。それは、監督員さんが使っている「打設マニュアル」に、予備バイブレータのことが明確に書いてあるからです。



3.経営者の戦略

では、87点を獲得する秘訣(ノウハウ)とは何でしょうか。あるとき、N社長から、「P社に工事成績で勝てない」という相談がありました。


自社とP社を比較すると、自社の代理人は十年以上のベテランで、P社の代理人は若い。機械は、自社は4セット持っており、P社は全てリース。出来た構造物を見てもP社に劣っているとは思われない。


そこで、代理人の仕事の仕方を見てみると、自社の現場代理人は現場で下請企業の指揮をやっていた。P社の代理人は、現場事務所に引きこもり、工事書類を作っていた。


自社とP社の比較




N社長は、この仕事の仕方の違いが、工事成績の差ではなかろうかと考え、「工事書類を完璧に作るという方針で、コンサルティングをやってもらえないか」と依頼されました。この会社には丁度10人の現場代理人がいました。1年間コンサルティングを行ったところ、会社最低点は83点となり、最高点は87点となりました。


最高点は87点の代理人が上で紹介した代理人です。つまり、工事成績90点を獲得する秘訣は「完璧な工事書類を作る」ことだったのです。


「完璧な工事書類を作る」ことに対しては反論する方々いらっしゃいます。「書類で工事を評価できるわけがない」。「出来ばえ」こそが重要だと仰るのです。しかし、工事成績評定表を見たいただくとわかるように、出来ばえは、どんなに頑張っても2点しか加点されません。出来型は5.6点、品質は8点です。


そして、出来型を評価する場合は、「出来形管理図」や「エックスバー・アール管理図」や「ヒストグラム」を用いて評価します。品質を評価する場合は「品質証明書」や「検査・試験報告書」で評価されます。つまり、「工事書類」で評価されます。


しかも、これらの書類はすべて「書面」で提出することになっています。「書類」と「書面」の違いはおわかりですね。すべての工事書類は「書面」で提出しなければ 0 点です。


ある研修で、このことをお話ししたとき、ある76歳の現場代理人が「そんなことはできている」と反論されました。そこで、完成図書を確認したところ、ほとんどすべての書類が書面になっていませんでした。


そのとき、減点の理由を反省された76歳の現場代理人は、次の工事では、87点を獲得され、優良工事表彰を受賞されました。その後、「済まなかった。湊屋総研の言うとおりだった」と感謝の意を伝えられました。


このように、工事の出来型や品質や出来ばえを評価するのは、「施工計画書」「協議簿(打合せ簿)」「工事書類」なのです。このことを真摯に受け止めてください。


多くのコンサルタントさんが、「創意工夫を頑張れば、工事成績が上がる」とか、「地域への貢献に力をいれたら、工事成績が上がる」といいますが、それは、まったくの見当違いであり、そんなことで、工事成績は絶対に上がりません。このことはホームページやVTRで例をあげて説明しておりますので、ぜひ、参考にしてください。


さて、完璧な工事書類を作成するためには、


 ①工事成績評定表の完全な理解

 ②工事書類を完成する現場体制


が必要です。このように、会社全体の工事成績を上げようとする場合、このように経営者の戦略・方針が必要です。経営者が「よきにはからえ」といって、社員に投げても、社員だけで、会社全体の工事成績をあげることができません。上述したN社長のように、自社の施工を分析し、戦略を立てることが基本です。




4.発注者の視点


(1) 工事成績採点の一般的ルール

たとえば、コンクリートの受入検査では、工事書類として10枚程度の工事写真が必要です。どのような写真を撮らねばならないかはご存じだと思います。


最初にアジテーテやポンプ車をの写真を撮ります。この時、必ず、撮らねばならないものがあります。この他にもたくさんの「決まり」があります。これらの「決まり」を理解したとします。


つまり、「①工事成績評定表の完全な理解」は出来たとします。しかし、これだけでは発注者が求める写真をとることは難しいのです。まだ、「②工事書類を完成する現場体制」ができていないからです。


どんな現場体制が必要かということは、実際に10枚の写真を撮ってみるとわかりますが、この10枚の写真が撮れないのです。どうすれば撮れるのか。それが秘訣(ノウハウ)です。


さらに、もう1つ秘訣(ノウハウ)があります。それをやっていなければ、せっかく撮った写真が 0 点になってしまいます。



コンクリートの打設高さは1.5m以下となっています。その1.5mの高さに水糸を張って打設高さの証拠写真とした会社がありました。竣工検査で、「打設高さを測定しているのは、ここだけだろう。他の場所は打設高さの証拠がない」といわれました。


打設する箇所全てに水糸を張ることは面倒です。そのため省略する現場も多くあります。そのため減点にある現場は多いのです。


では、どのような方法で写真を撮れば良いのでしょう。出来ている会社は「ああ、あの方法だな」とわかるでしょう。方法が分かっている実に簡単な方法ですが、それが秘訣(ノウハウ)なのです。


このように施工の基準が、工事成績評定表には書いてあることもありますが、書いてないこともあります。たとえば、プルーフローリングは、「あること」をやらなければ加点されません。立ち合いをやっても加点はされません。


その「あること」は、工事成績評定表には書いてありません。これは、「①工事成績評定表の完全な理解」の問題ですが、皆様の会社の中で、この「あること」がわかっている方がおられるでしょうか。おられなければプルーフローリングは、いつまで経っても 0 点のままです。



(2) 土木事務所長の視点

ある土木事務所長は、「いわれてからやったこと、いわれてから提出した書類は0点」「竣工検査で受検態度が悪い場合は E 評価」など工事成績評定表にない項目で評価されることを教えてくれました。


ところが、「いわれてからやったこと、いわれてから提出した書類は0点」といっても、「そんなことはないでしょう」と反論する現場代理人がいます。「竣工検査で受検態度が悪い場合はE評価」といっても「そんなんことがあるか!」とうそぶく社長もいました。


こんな会社は絶対に工事成績は上がりません。工事成績評定表に書いてないけれども、その書いてない項目で評価されているのです。土木事務所長が、そう言っているのだから、守らねばなりせん。しかし、守ろうとする会社は少ないのです。これでは工事成績が90点に達するはずがありません。



(3) 検査員さんの視点

検査員さんは「評価しようと思う項目が、施工計画書に1つも書いてない」といいます。最初は「ご冗談でしょう」と言ってきましたが、施工計画書を確認すると、検査員さんの指摘のとおり、検査員さんが評価しようと思っている項目が、施工計画書に記載されていないのです。


このことは、代理人が「評価されるであろう」と考えていることと、検査員さんが評価しようと思っていることが、完全に食い違っているということを表しています。これでは、工事成績が上がるはずがありません。現場代理人の皆さんが、検査員さんが何を評価しようとしているのかわかれば、工事成績はすぐにでもアップします。


(4) 監督員さんの視点

ある監督員さんは、「県は、部外秘の評価基準(公表されていない評価基準)を持っています。部外秘の評価基準を満たさなければ加点はされません」といいました。


たとえば、「通りが良い」という評価項目があります。どうやれば「通り」が良いと判断されるのでしょうか。実は、土工、河川、海岸で「通り」の評価基準は異なります。その評価基準がわかれば、「通りの良い」構造物をつくることができます。


しかし、それを理解しないままに、闇雲に施工しても、「通り」の良い構造物はできません。多くの代理人が出来ばえで勝負したいといいます。


しかし、出来ばえ(通り)の評価基準さえ、理解できていません。このような状態では、出来ばえで勝負できません。まして、90点には絶対に及ばないのです。


また「建設労働災害及び公衆災害の防止に向けた取り組みが顕著であった」という評価項目があります。「顕著であった」というのは「監督員の主観にすぎない」と多くの代理人さんはいいます。


しかし、監督職員が、個人的な主観で評価することは絶対にありません。実は「顕著であった」を評価する「方式」があります。その評価方式に従うと必ず評価は上がります。



5.まとめ

このように、工事成績をアップするには「方法」があるのです。その「方法」に従わなければ、工事成績をアップすることはできないということが、おわかりいただけたでしょうか。


その方法とは上で書いてきた事柄、


 1.工事成績90点を超える秘訣

 2.工事成績90点を超える心構え

 3.経営者の戦略

 4.発注者の視点


の全てが必要です。工事成績評定表の内容は、各県で異なります。例えば、鹿児島県の工事成績評定表には、評定項目が1600個あります。愛知県、三重県も、評定項目は多いです。多くの自治体は、国交省と同じ800項目あります。


実際の現場では、その中の200項目ぐらいを使います。その各項目に、これまで説明してきた、「1.工事成績90点を超える秘訣」「2.工事成績90点を超える心構え」「3.経営者の戦略」「4.発注者の視点」という視点が関わってきます。したがって、評価点を上げるためには、細心の注意が必要です。


何か大きなことをやって、工事成績がドーンと上がるなどということは決してありません。施工計画で計画したことを、現場で緻密に積み上げていくしか方法はありません。そして、その工事成績アップの方法を示したものが、「工事成績ダントツ化ナビ」なのです。


したがって、工事成績ダントツ化ナビ」を導入し、そのマニュアルにしたがって、施工して頂ければ、必ず、工事成績は90点に向かって上昇していくでしょう。これまで、セミナーに参加いただいた経営者の皆様は、


「工事成績ダントツ化ナビがなければ、工事成績は上がらないということだな」

「少なくとも、ダントツ化ナビを使った方が、点数は上がりやすいということだ

な」


と確信して頂きました。その後「ダントツ化ナビ」に取り組み、目標に向かって駆けあがっておられます。ですから、


・どうしても、工事成績90点を獲得したい方。

・毎年、3件ほどの優良工事表彰を受賞したい方。

・競合企業に入札で勝ちたい方。

その他、工事成績をアップしなければならない方。


は、右上の「お問合せフォーム」から、今すぐ、お問合せください。

当社では、「ダントツ化ナビ」の他にも、次のようなコンサルティングを用意しております。あわせて、お使いいただければ幸いでございます。








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