株式会社グルメストーリー代表取締役 鈴木 信輝 様
ISO22000認証取得
奮闘記
1.当社の現状と課題
株式会社グルメストーリー 代表取締役 鈴木信輝と申します。
弊社は、「世界中をおいしく、笑顔に!」をスローガンに、ソース食品とミキサー食品を提供してきました。そして、安全で衛生的な食品の製造に努めてまいりました。「安全で衛生的な食品」は、
① 「HACCP義務化」への対応(保健所の抜打検査)
② 新規取引先による工場監査(第二者監査)
③ お客様によるISO22000取得要請
に耐えうるものでなければなりません。
しかし、どんなに努力しても、世の中では、中小企業というだけで評価を得られないこともあります。既存のお客様にも、新規のお客様にも、そして消費者の皆様にも、評価され、安心して取引いただけるように「ISO22000」を認証取得することにいたしました。
「ISO22000」の認証取得すると、お客様の要望に叶うだけでなく、保健所の抜打検査、取引の工場監査にも対応できます。
しかし、中小企業にとって、ISO22000認証取得は極めて困難な課題です。多くの中小企業では、設備が古く、ハザード管理も難しいし、社員に対する教育も十分でなく、資金も不足しています。そのうえ、システム構築が難しいし、審査に合格するかどうかという不安もあります。
たとえば、ISO22000認証取得のためだけに仕組みが作られると、日常の業務とかけ離れてしまい、運用できなかったり、大きな負担になる場合があります。
また、審査員さんに、受審企業の製造工程の理解をいただけなくて、審査員さんに奇妙奇天烈なシステムを押し付けられるとも聞いています。当社の場合も、多ラインであると疑われ、1ラインであることが中々理解してもらえませんでした。多ラインだと審査工数が増え、審査料金が高くなりますので、審査機関は多ラインにしたがります。
また、審査員さんが、膨大な仕組みを要求しますので、運用が難しく、繁忙期には、処理できない重たい仕組みができてしまうことがあると聞きます。
われわれ中小企業から見ると、認証登録にコストの負担が大きく、認証取得に失敗すると、再度審査を受ける気力も資金も続きません。
2.コンサルタント会社との契約
こうなると、頼りになるのはコンサルタントです。そこで、当社は、
① 過去に失敗がなく、必ず、認証取得させてくれるコンサル会社
② 中小企業でも、楽に、運用できるシステムを提供できるコンサル会社
を探し、株式会社 湊屋総研様にコンサルティングを依頼しました。㈱湊屋総研は、ただの1度の失敗もなく、すべての受審企業を認証させてきました。
設備が古く、ハザード管理も十分でないし、社員に対して5S の教育も出来ていない。そのような会社には、㈱湊屋総研の「超小型ISO22000」をお勧めいたします。
なぜならば、「超小型 ISO22000」をお使いになって、審査で不合格となった会社は 1 社もないからです。「超小型ISO22000」を採用した全ての食品製造会社が、ISO22000認証取得企業となり、取引先を増やしておられるのです。そのうえ、㈱湊屋総研は、認証取得できなかったら、コンサルティング費用は全額返金ですから、安心して、認証取得作業に集中できます。
費用の問題は、コンサルティング料金だけではなく、審査料金が大きな負担となります。審査機関は何とかして審査料金を引き上げようとします。最初の審査機関の審査料金は200万円でした。それで別の審査機関に見積依頼すると100万円でした。もう少し安いところがないか探すと52万円という審査機関がありましたので、この審査機関に審査をお願いいたしました。結局、審査料金は1/4ほどになりました。この審査機関を選定するプロセスも、㈱湊屋総研がやってくれました。普通は、審査員がコンサルタントをやっていますので、コンサルタント料金も審査費用も、なかなか安くなりません。弊社の場合、最初に、㈱湊屋総研に依頼したことが、成功要因になりました。
3.コンサルタント会社の指導
「超小型ISO22000」を用いると、中小企業ならば、ほぼ4か月でISO22000が取得でき、認証取得後も楽に運用できます。超小型だから、構築にも運用にも苦労なく、大きな成果が得られます。
また、手順書や記録も極端に少なく、社員に無駄な苦労を強要することがありません。 通常の重厚長大型のISO22000は、認証に12か月から18か月かかりますが、それが4か月で出来るということは、超小型ISO22000の仕組みが簡素化されていることを示しています。
超小型ISOとは、ISO規格通りにシステムを作るということです。本来のISO22000から「何も引かない。何も足さない」システムです。
たとえば、「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」を重視するコンサルさんや審査員さんは、5Sのシステムを作り、5Sの教育訓練を行うように強要します。
㈱ 湊屋総研は、「落下菌検査」により「清潔」な状態であると判断されので、新規に5Sのシステムを構築しませんでした。落下菌検査の結果が良好ならば、受審企業が5Sについて自信がなくとも、結果として5Sは出来ていますので、従来の通りに工場の清掃を行えば良いわけです。新たに「5S」の仕組みを作る必要はありません。したがって、当社は「5S」のチェックリストは作成しましたが、新たに仕組み作ったり、5Sの教育訓練をしていません。
そもそもISO22000は「5S」を要求していません。
また、「HACCP の7原則・12手順」を重視するコンサルさんや審査員さんは、「7原則・12手順」の仕組みを作り、手順書を作り、その教育訓練を強要します。しかし、「HACCP の7原則・12手順」はISO22000の中に組み込んでありますので、新たにシステムを作り、手順書をつくる必要は全くありません。
さらに、「SSOP(衛生標準作業手順書)」を重視するコンサルさんや審査員さんは、「SSOP」のシステムを作り、SSOP の教育訓練を行うように強要します。
一方で「緊急事態」を重視するコンサルさんや審査員さんは、「事業継続計画(BCP)」のシステムを作り、BCP の教育訓練を行うように強要します。
このように、強要されると、「ISO22000 + 7原則・12手順+5S+ SSOP+ BCP+……」という膨大に大きなシステムを作ることになり、運用が難しくなります。ですから、ISO22000規格通りに、「何も引かない。何も足さない」、最低限のシステムを作ることが重要です。
当社も、最初は「こんなに簡単で、記録も少なくて、本当に、これだけで審査に通るのか?」と心配しました。知人に食品管理の専門家がいまして、「〇〇をやらなければ審査に通りませんよ」「××をやらなければ不適合ですよ」などとアドバイスをいただきましたが、㈱湊屋総研は、「それ不要です」「そんなことしなくても大丈夫です」といって、〇〇とか××とかは実施しませんでした。㈱湊屋総研によると、それはISO22000の審査を受けたことが無い人の感覚的な意見であって、ISO22000とは無関係とのことでした。
4.審査機関による審査
そして、審査の日がやってきました。審査は、第1段階審査1日、2週間後に第2段階審査2日でした。第1段階審査の段階終了の時点で、これは「いける」と確信しました。
ただ、工場のモルタル製のは「巾木」が1か所割れているところが見つかりました。審査員さんから、第2段階審査までに補修するように指摘を受けました。
すると、㈱湊屋総研は「もちろん、補修はいたしますが、第2次審査までに、業者さんの工事が間に合わないかもしれません。その場合は、是正処置報告書と業者さんとの契約書があればいいですか?」と、当社に変わって、審査員さんと交渉して頂きました。
審査員さんは「それで結構です」と応えました。㈱湊屋総研は、このように、当社が気づかないようなところまで手を打って、審査に合格できるようにしてくれました。もし、不用意に「第2段階審査までに補修します」と応えたとすると、第2段階審査で不適合になります。
第2段階審査の前日の午後、明日は第2段階審査という段階です。この時点で、不適合に気が付きました。㈱湊屋総研は「この不適合は直しておかなければ、明日の審査には合格しません」といって、4時間かけて不適合を修正し、審査での対応の方法を社員に説明しました。
翌日の第2段階審査では、この部分を1時間かけて審査されました。担当者は前日に詳しい説明を受けてたので、スムーズに応えられ、難なく審査に合格しました。
これまで、㈱湊屋総研は「それやらなくていいですよ」とか、「それ不要です」と言っていましたが、「ここは抑えておかなければ審査に通らない」というところは、確実に抑えていたのです。さすがはプロだと思いました。結果として、当社は、不適合ゼロ件で、2024年1月29日にISO22000を認証取得いたしました。
5.「模擬工場監査」 「模擬検査」
このように㈱湊屋総研さんからは、審査の場でも、㈱グルメストーリーが審査に合格するように、様々な支援をしていただきました。
それでも、「まだ心配だ」という方々、あるいは「工場監査が迫っている」「保健所から検査の通知が来た」という方々は、㈱湊屋総研の「模擬工場監査」「模擬検査」をお薦めいたします。
「模擬検査」「模擬工場監査」は、取引先の保健所検査や工場監査と同様の監査を 1~2日で実施するものです。
会社の事情にあわせて、「工場監査で不合格になった箇所」「落下菌検査」「一般衛生管理」「HACCP管理」「回収管理」「 5S 」「保健所の検査」だけに焦点を合わせて実施することもできます。
取引先に工場監査あるいは保健所の検査を求められておられる企業様は、工場監査や保健所の検査で不合格となれば、新規取引ができなくなったり、営業禁止処分にを受けることもあり、計り知れない損失をこうむります。
「模擬工場監査」「模擬検査」で事前に不適合を修正をしておけば、工場監査で指摘を受けることも、保健所から営業禁止処分を受けることは無くなるはずです。
「ISO22000の取得要請」や「取引先の工場監査」や「保健所の抜打検査」で、お悩みの方は、今すぐ、㈱湊屋総研 (096-363-1065)に、 ご相談されてはいかがでしょうか。また、「問い合わせフォーム」「申込フォーム」はサイトにあります。
「超小型ISO22000」の詳しい内容をお知りになりたい方は、以下のサイトを参照ください。
会 社 名 株式会社 湊屋総研 TEL 096-363-1065
住 所 〒862-0972 熊本市中央区新大江2-11-6
ブログ記事 https://www.minatoyask.com/post/blg22000
Webサイト https://www.minatoyask.com/iso22000
湊屋総研HP https://www.minatoyask.com/